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【獣医師解説】猫がいる家で「絶対に飾ってはいけない花」ワースト5とその理由

【獣医師解説】猫がいる家で「絶対に飾ってはいけない花」ワースト5とその理由

2025年9月5日
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お部屋にお花を飾りたいけれど、「猫が食べたらどうしよう…」「お花が危険って聞いたことあるな…」と不安になったことはありませんか? その感覚はとても正しいです!私たち人間にとっては美しく癒やしを与えてくれる花でも、猫にとっては「猛毒」となり、命に関わるものが数多く存在します。

私はネコハナ代表で、獣医師の庄野と申します。
動物病院で働いていたころ、診察室で飼い主さんとお話していると、「観葉植物やお花が危険だとは知っていたけれど、具体的にどれがダメなのかわからない」という声をよく耳にしました。

そこで今回は、獣医師の視点から「猫がいる家では絶対に避けてほしい花」を5つピックアップして解説します。

正しい知識を持って、猫さんとの安全な暮らしを楽しみましょう。

なぜ植物が「毒」になるか?

まず、なぜ多くの植物が猫にとって危険なのかを簡単にお話しします。

猫は完全肉食動物であるため、植物に含まれる特定の化学物質を体内で分解(解毒)する機能(グルクロン酸抱合など)が、人や犬に比べて極端に弱かったり、欠如していたりします。

そのため、人間なら「ちょっとお腹を壊す」程度で済む成分でも、猫が摂取すると「急性腎不全」や「中毒症状」を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあるのです。

もしも猫がそんな危険な花を食べてしまったら…緊急対応ガイドはこちらの記事で詳しく解説しています。ブログ記事:獣医師が解説 | 猫が危険な花を食べた時の緊急対応ガイド

なぜ植物が「毒」になるか?

危険な植物はとてもたくさんありますが、その中でも特に毒性が強く、かつ一般のご家庭で飾られることが多い花を5つ選びました。これらは「家に持ち込まない」のが一番の対策です。




1, ユリ

危険度:★★★★★(致死的)

猫にとって最も危険なのがユリ科の植物です。 花、葉、茎、花粉、さらにはユリが生けられていた花瓶の水さえもが猛毒です。ごく少量を舐めただけでも、短時間で不可逆的な(元に戻らない)急性腎不全を引き起こし、命を落とすケースが後を絶ちません。「高い場所に置けば大丈夫」と思わず、猫がいる空間には絶対に持ち込まないでください。

2, チューリップ

危険度:★★★★★(致死的)

春の代表的なお花ですが、ユリ科の植物であり、猫にとっては非常に危険です。 全体に毒がありますが、特に球根部分に「ツリピン」という強い毒性成分が含まれています。これを誤食すると、激しい嘔吐、下痢、そして心臓麻痺などの心機能障害を引き起こす可能性があります。切り花としても人気ですが、避けるべきお花の一つです。

3, アジサイ

危険度:★★★★☆

梅雨時期に美しいアジサイですが、蕾や葉に「青酸配糖体」という成分が含まれています。 これを猫が食べると、体内で有毒なシアン化物が生成され、嘔吐、痙攣(けいれん)、呼吸困難、麻痺などの中毒症状が現れることがあります。季節のお花として頂くことも多いですが、猫の手の届かない場所に置くか、飾るのを諦めるのが賢明です。

4, スズラン

危険度:★★★★☆

可憐な見た目とは裏腹に、非常に強い毒性を持っています。 「コンバラトキシン」などの強心配糖体が含まれており、摂取すると心臓に作用して不整脈や心不全を引き起こします。最悪の場合、心停止に至ることもあります。生けてあった水を飲むだけでも危険なため、注意が必要です。

5, シクラメン

危険度:★★★★☆

冬の鉢植えギフトとして定番ですが、根や茎(球根部分)に強い毒性成分「シクラミン」が含まれています。 誤食すると激しい嘔吐や下痢を起こし、大量に摂取すると神経系への影響や心不全により死に至ることもあります。鉢植えの場合、猫が土を掘り返して球根をかじってしまう事故も多いため、注意が必要です。

※カーネーションやカスミソウについて
フラワーアレンジメントによく使われるカーネーションやカスミソウも、実は猫にとっては軽い毒性があります(嘔吐や皮膚炎など)。上記5つほどの致死性はありませんが、決して「安全」ではないことを覚えておいてください。

もし、猫が危険な花を食べてしまったら?

どれだけ注意していても、事故が起きてしまうことはあります。 もし猫がこれらのお花や植物を口にしてしまった場合、あるいは「食べたかもしれない」と疑われる場合は、様子を見ずに、直ちに動物病院へ連絡してください。

・いつ(何分前?)
・何を(植物の名前は?)
・どのくらい(葉っぱ1枚?花瓶の水?)

これらの情報を獣医師に伝えることで、救命率が変わります。 応急処置についての詳細は、こちらの記事でも詳しく解説しています。ブログ記事:獣医師が解説 | 猫が危険な花を食べた時の緊急対応ガイド

「猫に安心なお花」で、彩りある暮らしを

猫と暮らすみなさんが、「危険な植物を理解し、避ける」ことももちろん大事ですが、この情報は日々アップデートされますし、一人で勉強し続けるのはなかなか難しいのではと思います。そんな時はぜひ、ネコハナをご利用ください。

「猫が大好きでお花が飾れなくなってしまった…」そんな猫と暮らす方の声から生まれたのがネコハナです。アメリカ動物虐待防止協会(ASPCA)の毒性リストをもとに、猫に毒性のないとされる花品種のみを無農薬~低農薬で栽培し、契約農家から直送しています。

▶ ネコハナ公式オンラインショップはこちら

私たちのミッションは、猫と暮らす皆さんがストレスなく、持続可能な方法で猫にとって快適かつ安全な生活空間をつくれるようサポートすることです。


この記事を書いたのは…

庄野舞のプロフィール写真

庄野 舞

株式会社ネコハナ 代表取締役・獣医師

東京大学農学部獣医学科卒業後、同大学附属動物医療センターで内科系研修医として勤務。その後ペットフードメーカーに転籍し、予防医療とヘルスケア事業を学ぶ。大きな猫がとりわけ大好きで、小さなころからメインクーンと暮らしている。

参考文献
  1. Lily Intoxication in Cats: Information for Cat Owners – PMC
  2. 25 Common Plants Poisonous to Cats – ASPCA Pet Health Insurance
  3. 11 Popular Plants and Flowers Poisonous to Cats – Vets Now
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